一般の床スラブ アンボンドスラブ
ここでは、マンションのパンフレットでよく見かけるアンボンドスラブについて説明してみましょう。上の二つの絵を見てみるとわかりますが、左の「一般の床スラブ」は、大きな梁(はり)の間に小さな梁を付けて薄いコンクリートの版(スラブ)を支える構造のことをいいます。版の厚さは15cm程度となります。これに対して、アンボンドスラブは、梁の間を版(スラブ)だけで支える構造をいいます。もちろん、この場合は版の厚さは20cmを超え、一般のものよりも厚くなります。アンボンドスラブの原理を、右上の絵を見て考えてみましょう。黒い線が鋼線なのですが、中央付近で下にたわんでいますね。これを赤色矢印の方向に引張ってみると、黄色の矢印の方向に床が持上がります。これで、中央にあった梁を無くすことができた訳です。 また、コンクリートの厚さを増したことによって、上からの音も伝わり難い効果を持っています。